結婚準備をしているとき、決め事が多くて大変ですよね。お花や音楽、引き出物・・・等々たくさんの決め事があり、パートナーとの情報共有も難しいですよね。また、複数の業者とのやりとりした情報をまとめておく場所も必要となると、どこかまとまった場所にタイムラグなしでパートナーと情報共有できるものがあれば最高ですよね。そこで今回ご紹介したいのが、「Googleスプレッドシート」です。そんなの知ってるよ！と思う方もいるかもしれませんが、今回は筆者がGoogleスプレッドシートをどのように活用したのかをご紹介したいと思います。

Googleスプレッドシートとは？

スプレッドシートとは、Google社のサービスで、エクセルのようなシートをオンラインで特定の人物と共有できるものです。Excelを使用する場合はオンラインではないので、逐一ファイルを送信して共有する形になりますが、スプレッドシートならオンライン上ですぐに最新の情報が共有したい相手にも伝わるので非常に便利です。Googleアカウントがあればすぐに使用することができます。ビジネスの場では多く活用されていますが、一般的に使用する機会はあまりないかもしれませんね。会社でのみ使用されている方は知らない方もいるかもしれませんが、アプリもあるので出先でも簡単に更新することができてそのあたりも非常に便利です。

活用法1：ゲストリストを作成

スプレッドシートはExcelのようにシートを複数に増やしていくことができますので、ゲストの方のお名前や住所を管理するシートをスプレッドシート上に作成しました。こちらには、当日受付等お願いごとがある方にチェックを入れたり、お車代が必要な方、挨拶をお願いしている方等の情報も同じシートの中で管理しました。また、二次会に来てくださる方に関しては別のシートにリストを作成しました。シート移動だけで挙式披露宴と二次会のゲストを確認できるのでとても見やすいです。

活用法2：お金の管理

結婚式をするにあたって、たくさんのお金が動きます。結婚式場に払うお金意外にも、前撮りをすればその業者に払うお金、結婚式ムービーを外注すればその業者に払うお金、招待状、結婚指輪、ハネムーン等、様々な業者にお金を振り込むことになる場合が多いです。そんな時、どのお金がいくら必要で、誰がいつまでにどこに払うのかを一つのシートで管理しておくことで安心して準備を進めることができました。また、嫌な方もいるかもしれませんが、筆者はふたりの貯金残高も共有していました。

活用法3：ToDoリストを作成

結婚準備はとにかくやることが多くて、やることを整理するのが大変ですよね。また、なにをいつまでに誰がやるのかをスプレッドシートで管理しました。ひとつのシートで最新のToDoを管理できるのは、とても便利でした。Excelでできることは基本的になんでもできるので、完了したToDoはグレーアウトするような設定にしておけば、進捗率が一目瞭然で安心できます。

活用法4：BGM候補をURLで共有

結婚式に使用するBGMは10曲前後あるので、どの場面でどの曲を使いたいかいちいちメールやLINEで共有してもお互いに忘れてしまいますよね。スプレッドシートで表管理すれば、パット見ただけですぐにわかり、YouTubeのリンク等を貼っておけばすぐに曲を聴くことができたりして便利です。結婚式では使用する音楽のCDの原盤が必要になりますので、そのCDを入手できたかの有無もこのシートで管理していました。余談ですがCDはメルカリやブックオフで安く手に入れました。

活用法5：お祝いをいただいたらメモするシートを作成

結婚となると、ありがたいことにお祝いをいただく機会があります。その場合、しっかり内祝いをお送りしたいですし、あとからどれがどの方からいただいたものかわからなくなってしまうとお礼を伝えたくても具体的な話ができなくなってしまいます。そのため。いつ、だれに何をいただいてお礼をしてあるのかどうか、という管理をするシートを作成していました。

活用法6：手続き関連のリストを作成

結婚や引っ越しとなると役所や銀行、警察署（運転免許の住所変更）等で様々な手続きが必要となります。複数の場所に行かなくてはならなかったり、引っ越しの場合は転出・転入と2回足を運ばなくてはならなかったりと、ややこしいのでこのような手続きを一覧でまとめておくと便利です。こちらも済んだ場合はグレーアウトするように設定しておくと進捗率がわかりやすいです。

引っ越しに必要な手続きをまとめていますのでこちらの記事も参考にしてみてください。↓↓↓

引っ越しに必要な手続きとは？引っ越し前と後で行う手続きの流れを確認しよう

活用法6：エンドロールのコメント作成

こちらは少し特殊かもしれませんが、ご紹介します。筆者は結婚式でエンドロールムービーを作成し、ゲストお一人お一人に向けてメッセージを流しました。このメッセージをゲストの方のお名前を添えた状態でExcelファイルで納品するように式場から言われていましたので、忙しいパートナーの代わりにまずはスプレッドシートでゲストのお名前を入力していきました。パートナーにはそこに、空いた時間を見つけてはメッセージを入れていってもらうようにして一つのシートを作成しました。ここからがポイントなのですが、スプレッドシートはExcelとほぼ同じ仕様なので、このままExcelにコピペするだけで簡単に納品するファイルが作成できたのです。これは準備の大詰めの時に非常に時短で助かりました。

いかがでしたでしょうか。Googleスプレッドシートはビジネスだけではなく、プライベートにも大活躍でした。これから準備を始める方は是非試してみてください。